断食(ファスティング)

断食の起源や動機

断食とは、一定の期間、全ての食物あるいは特定の食物の摂取を絶つ宗教的行為である。 一定の食物を(期間を定めず)恒常的に禁忌することは除かれる。

断食は世界の諸宗教に広く見られる。 断食では食事は断つものの水だけは飲む場合もあり、そもそも食料を摂らないことを絶食または不食(ふしょく)という表現で済ませることがある。

断食の起源や動機については宗教によって説明が異なり、またひとつの宗教の中でも、時代・個人によって意義が異なる場合もある。 原始社会で行われている断食では、その歴史的起源、本来の意義すら不明であることもあり、習俗的に行われていることも見られる。

上述のように断食の動機(目的)を全て一般化して述べることは困難であるが、学者によっていくつかの分類が挙げられている。

  • 人生のサイクルの中で繰り返し現れる危機的状況(妊娠出産・死など)において、その難を避けるために行われる断食。

出産の前後に、妊婦やその夫に断食が課される未開部族も多い。家族が死んだ場合、遺族が全ての食物を断ったり、一定の食物を断ったりする部族も多い。(日本では、死者の命日に遺族は生もの(なまもの)を絶つ風習がある。)このタイプの断食についての説明はいくつも試みられているが、そのどれも定説とはなっていない。

  • 祈願(祈り)を行う場合に、その効果をより高めるために行う断食。

イスラーム教においては断食は非常に功徳があるとされており、「断食中になされる祈願は必ず聞き入れられる」とされている。

  • 精神を鍛える修行の一形態としての断食。

古より多くの宗教で行われている。

非宗教的な断食

  • 健康法としての断食 。
  • 医療目的、ヘルスケア目的の断食(断食療法)。英語ではファスティング(fasting)。
  • デトックスとしての断食。
  • ダイエットとしての断食(上記のファスティングを応用したものも含んでいる。正しい方法・指導に沿い実行しないとリバウンドし徒労に終わることもある)。
  • 自身の思想を世界に訴えることを目的とした断食(ピースフード)。
  • 抗議手段としての断食(=ハンガー・ストライキ)。

「一定期間(一般に48時間から72時間)食糧の供給を停止すると、体は体内に蓄積していた栄養を消費する。」「この栄養が続く範囲なら、食事を摂取しなくても生命を維持できる。」

断食の効果

「断食は多くの現代病にも効果がある」。その論拠としては、人間の体は、消化吸収することがない状態に入ると、自然に体にたまった毒素を排泄する作用、デトックス効果があるということである。例として、カネミ油症事件における油症患者のダイオキシン類の排泄量が増え、症状が軽減することが観察されている(小栗一太、赤峰昭文、古江増隆 『油症研究 30年の歩み』 九州大学出版会、2000年6月

ファスティングとは

「ファスティング(fasting)」とは、英語で断食する、絶食するという意味です。
「朝食」という意味のbreakfastもここに由来します。
断食は飢えとは異なります。
飢餓は食べ物の不本意な欠如です。
飢えの状態は、次の食事がいつ食べられるのかわかりません。
一方で断食は、精神的、健康的、またはその他の理由で行われる自発的な行為です。

断食は、人類史上最も古くからの伝統的な健康法の一つです。
この健康法は、地球上の様々な文化や宗教によって実践されてきました。
古代ギリシア人は自然療法から治療が可能であると信じていました。ほとんどの動物と同様、人間も病気になると食事をしません。
本能的に食欲不振が作動します。
この感覚は誰にとっても経験のあることでしょう。
インフルエンザや風邪で調子が悪くなった時を思い出してみてください。食欲が旺盛でしたでしょうか?

このファスティングは、分子整合医学をベースに作られた、体に必要な栄養素と最低限のエネルギーを摂取し、体内のバランスを改善しながら行う健康法です。
分子整合医学は、1954年にノーベル化学賞、1963年にノーベル平和賞を受賞した生化学者ライナス・ポーリング博士(スタンフォード大学、量子科学者、生化学者、分子生物学者)によって1950年代から研究された栄養学です。
ポーリング博士は栄養素の過不足と疾患の関連性だけでなく、人体のしくみを分子レベルで研究し、体に必要な栄養素の働き、栄養素の体内メカニズムなどをまとめました。
分子整合医学は、細胞から必要でないもの(異物)を失くし、細胞へ必要なもの(栄養素)を供給することによって自然治癒力を向上させようとする方法です。

私たちが生活するうえで不可欠な要素に食事・空気・水・住まいなどがありますが、いずれも有害物質を避けて生きることは困難な時代になっており、毒素を体内に溜めてしまう環境です。
食事は毎日摂るものであり、分解、消化、吸収、解毒といった代謝は、消化器官や肝臓といった内臓を傷付けて機能を低下させる原因になります。
こられの内臓への負担をファスティングにより取り除くことで、消化吸収や解毒・排毒機能が向上し、身体機能の回復を目指します。

タイトルとURLをコピーしました